タトゥー・刺青を消す

タトゥー・刺青を消す

カッコいいから、お洒落だからと安易にタトゥー(刺青・入れ墨)を彫る若い人が増えています。しかしタトゥーは消えないもの。後悔する人が多いのも事実。タトゥーを除去する方法はありますが、体への負担も経済的な負担も大きいことを知っておきましょう。






入れ墨をファンデーションで消すことも


本人はファッションのつもりでも、銭湯やプールで入場を断られたり、就職や結婚の障害になることもあり入れ墨の除去のため病院を訪れる患者が最近どんどん増えているようです。

一時的に消すとか、小さなタトゥーであればカバー力の強いファンデーションで対応することが可能です。

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生まれつきのアザを隠すためのファンデーションも出ており、慣れればかなりうまく隠すことが出来るでしょう。それとは別に、まったく消してしまいたいとなると外科的処置を取る必要があります。

皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3層からなっており、タトゥーは針を刺して真皮の奥まで色素を入れます。表皮だけなら新陳代謝により周期的に細胞が生まれ変わるのですが、真皮ではそれがおこらないのでずっと残ることになります。



レーザーによるタトゥーの除去


タトゥーを消すのによく利用されるのが、レーザーです。真皮の奥まで届く光により色素を破壊することにより消します。一度で済むことは少なく、これを数回繰り返して色を薄くしていきます。

簡単で良いと思われますが、全てがレーザーで解決するわけではありません。レーザーへの反応の仕方が色素によって異なるため、青や黒は比較的消しやすいものの白や黄は消えにくいからです。また、レーザーが届く深さにも限度があります。手彫りで皮膚の奥深くまで彫られたタトゥーの場合だと、レーザーでも対応しきれないのです。ケロイドのような痕が残ることもあり、取りきれなかった色素が点在したままになる人もあります。ハリウッド女優のアンジェリーナ・ジョリーが、レーザーでタトゥーを消そうとしたことをご存知でしょうか。おそらく、多くの費用を掛けて臨んだと思われますが、結局綺麗に取りきることができていません。

レーザーは、1回の照射後、数ヶ月の期間をおく必要があり、全ての処置が終わるまでにかなりの長い時間を要します。保険もききませんから、精神的負担、肉体的負担に加えて経済的負担もかなり大きなものとなります。



手術によるタトゥーの除去


短期間で除去したい、或いはレーザーでは取りきれない、深い部分まで彫られたタトゥーには皮膚切除や植皮手術が行われます。色素の部分を切除して周りの皮膚を寄せて縫合するのですが、彫り物が大きなものになると一度切除しては皮膚が伸びるのを待ち、また切除して縫合、、と、これを数回繰り返すことになります。もちろんそうなると短期間ではすみません。レーザーも手術も、大変であることがわかるでしょう。どちらの手法でいくにしろ、人目に触れる肌表面のことですから、いくつかの病院で相談をし信頼できる医師を見つけましょう。



アートメイクの除去


眉やアイラインの入れ墨、いわゆる「アートメイク」はずいぶん昔からあります。

これは一般のタトゥーに比べるとかなり皮膚の浅い部分に入れるのでレーザーによる除去が容易にできるものです。ただし気をつけなくてはならないのが、修正のために肌色の色素を埋め込まれている場合です。この肌色にはレーザーが反応せず、結局取り除くことができません。ゆっくりと新陳代謝を待つ他ありません。

眉やアイラインの形は、顔の印象に大きくかかわるだけに施術者のセンスが問われると同時に、本人の希望とのギャップがおこり易いものです。「修正が効くから」と安易に考えて受けると結局困ることになり、事実、アートメイクによるトラブルや除去のために病院を訪れる人の数も増しています。もしも受けるのであれば、しっかりとした事前のカウンセリングの元で、細かくチェックをしながら行い、肌色色素での修正は行わないほうがよいと思います。

 アートメイク感覚の消えない眉墨を試すのも選択肢の一つでしょう



フェイクタトゥーのススメ


同じように体を傷つけるといっても、ピアスに比較するとリスクが大きすぎるタトゥー。お勧めできるのは偽タトゥー、フェイクタトゥー、ボティーペイントです。タトゥーがこれほど広まってきたと同時に、リアルなフェイクタトゥー製品も見られるようになりました。専用インクでステンシル(抜き型)を利用しての「ボディーペイント」は、色も選べ図柄も様々にアレンジできるため、タトゥーの気分を味わうにはもっとも手軽で安心です。水や汗にもかなり強く、数日はもちます。転写式の「タトゥーシール」は霧を吹いて貼り付けます。もっとも手軽にタトゥーが味わえます。これも汗やプールにもかなり強いものもあります。

ヘナヘアカラーで知られるヘナを使った、自然派の「ヘナタトゥー」もいいでしょう。もともとインドでは肌を飾るのに使用されていた植物性染料です。色は茶系で肌に馴染みやすく、重ねればしっかりと色を残すことが出来ます。1週間くらい持ちます。

タトゥーをファッションと捉えるならば、洋服や髪型同様、タトゥーも手軽にはずしたり、変えられるもので楽しむほうがいいではないですか?簡単に入れ墨ができるようにはなりましたが、やり直しが効かないと言うことをしっかりと認識した上、気楽な気持ちで彫ることのないようにしたいものです。


刺青 全身に入墨をした日本人の写真










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2009年05月08日 | トラックバックURL |

カテゴリ: 皮膚

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