子供の巻き爪
10人に一人がなるという巻き爪。親指に出来ることが多く、小学生からお年寄りまで、老若男女が悩んでいる爪の症状です。足指だけでなく体全体に悪影響を及ぼしかねないという巻き爪、改善しましょう。
巻き爪の原因と対処
お医者さんの話だと、親子で巻き爪の治療に通う方もけっこうあるようです。ということは、遺伝ということも考えられそうですね。体格、体質が遺伝するとすれば、爪の形や性質も似て当然です。遺伝なら仕方ないと諦められる程度のものならいいですが、意外と侮れないものなのです。巻き爪が進んで、爪の端が肉に食い込むとひどい痛みを起し、炎症を起して出血、化膿することもあります。私自身、小学生のときから繰り返し苦しんできたのですが、こうなるとそれはもう少しぶつけただけでも激痛で、冬のこたつなど地獄の釜のようです(家族の足がしょっちゅうあたるので)。普通に歩くことが出来なくなり、自然と膝や腰に負担がかかってきて場合によっては膝痛、腰痛を引き起こします。さらに小指側に体重がかかりやすいためO脚になりやすいとも言われます。子どもで巻き爪があれば長期にわたって悪影響を受け続けるため、全身への影響もでやすいのではないでしょうか。
巻き爪の原因は、体質のほかに 1)靴による圧迫 2)深爪 3)足を強打 などが考えられます。
巻き爪は靴が原因であることが多いです。
女性の場合は高いヒールが原因だったりしますが、子どもの場合はきつい運動靴が要注意です。運動系の部活などは特に足指を圧迫し、巻き爪の原因を作りやすくなります。逆に大きすぎるスニーカーも、激しい運動で足が靴の先にずれてぶつかったりするのでよくありません。理想的なのはつま先の余裕5ミリから1センチまで、子どもの足はどんどん大きくなり不経済なのですが、こればかりは足のためなので仕方ありません。専門店でぴったりのサイズのものを、その都度購入するようにしましょう。
深爪も大きな問題です。爪が肉に食い込むのでつい短く切りたくなりますが、深爪をすると肉が盛ってきて爪を包む状態になり爪が伸びるのを妨げ、また爪は肉に食い込むように伸びてしまいます。赤ちゃんや子どもの巻き爪は、これが原因のことが多いようです。爪が肉に食い込んで傷を作るようになると激しい痛みが生じ、さらに出血、感染して腫れ上がり、その腫脹がさらに圧迫の原因にとどんどん悪いほうへ行きます。これを陥入爪といい、切除や抗生物質などの処置が必要になります。
これを防ぐためには、適切な爪切りをすることが第一です。爪の端を、切り詰めないこと。爪の白い部分を伸びすぎと考えず、巻いている皮膚より先にまでうまく伸ばすことです。スクエアカットが理想です。通常の爪切りだと爪の端がとげの様に残ることがあるので、
やすり や
ニッパー
でケアするのがよいです。うまく出ていないときは、米粒くらいのコットン玉を皮膚と爪の端の間に挟み、保護しながら爪が伸びるまで待つ方法があります。お子さんで動きが激しいときは、コットンが外れやすいかもしれないので、1日数回でもその上から絆創膏をはるなどして固定する必要があるかもしれません。また、入浴後は取り替えます。
足の爪をぶつけて巻き爪になるのは、サッカー等のスポーツで指先に強い衝撃を受けたり、重いものを落としたりという事故が原因となることがあります。この点も、部活でスポーツをする場合は足のサイズにあった靴と、厚みのある靴下を履いてしっかりと足を保護して行うことが予防として重要と考えられます。
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巻き爪の治療
重度の巻き爪といえば、以前はまいている部分を爪の根元まで切除する手術が一般的でした。しかしこれは再度爪が生えてくる場合もあり、またうまく出来ても爪が縦に細く小さくなるため、うまく指裏にかかる力を押さえつけることが出来なくなり炎症が起こる例もあったりします。
ワイヤー法が発明されてからは、簡単に痛みも殆どなく矯正をすることが可能になりました。これは、変形した爪の両端に小さな穴を開け、まっすぐに戻ろうとする性質を持った超弾性ワイヤーを取り付けることにより爪の形を矯正する治療法です。穴を開けるといっても、伸びている部分にあけるので痛くありません。最低0,2ミリは伸びている部分が必要ですが、伸びている部分がなくても装着できる方式も開発されているので、まずは相談されることです。
注意事項として、ワイヤー治療は保険がきかないので実費負担となります。1回の施術で1万円くらいが目安ではないかと思います(病院により幅があると思います)し、治療の期間は長期にわたりますが、医療機関に通うのは頻繁ではないのでそれほど大きな負担にはなりにくいと思います。また陥入爪など併発しているときは、外科的処置(保険適用)をすることもあります。
このワイヤー治療を家庭でするという商品もたくさん出てきています。症状が軽度であれば、まず試してみるのもいいでしょう。
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すでにかなり痛みがある場合は、自分でなんとかしようと時間をかけるよりも早く病院へ行く方がよいです。このワイヤー巻き爪治療を行う病院は全国に増えつつあり、ネット検索で見つけることが出来ると思います。
いずれにせよ、子どもの巻き爪も大人と対処法、治療法は同じです。ただ、子どもの場合、学校や部活で運動することが多く、足への負担は大人よりずっと大きいので悪化する場合が少なくないと思います。様子を見るとか、成長に伴って治るかもとは思わずに、痛くない治療ですからぜひ1日でも早く治療しましょう。また、再発しないようケアも怠らず、定期的に観察をしましょう。
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2009年02月19日 | トラックバックURL |
カテゴリ: 体
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